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プラスチックとは :初級編

2008/04/02
Q.プラスチックの多様化とは?⑤

A.汚れを防ぎたい~帯電防止剤の活躍~

物質の表面特性は「親水性」「親油性」の2つに分けることができます。

プラスチックはほとんどが「親油性」です。 つまり...

《油と結びつきやすい》

ということが言えます。


これは原料が石油であることからも想像がつくように、親油性があるため、
醤油や果汁のような水に溶ける汚れは付きにくいのですが、機械油など
油系のシミは取りにくいのです!

プラスチック製品を長い間使わないで放置しておくと、表面がホコリで
真っ黒になることがありますよね!?これより、ホコリがつきやすいことと
親油性とは関係があることが分ります。


多くのプラスチックは親油性のため、空気中の水分を寄せ付けません。
このため、静電気が発生すると、静電気が空気中の水分を介して
逃げられず、表面にたまってしまいます。

「この静電気が空気中のホコリを吸い寄せるのです!」

プラスチックの表面に静電気がたまるような季節は乾燥しており、空気の
電気抵抗も高いため、ホコリの方も静電気がたまっていて、なおさら
吸着しやすいのです。


では、どのような対策をとればよいのでしょうか?


それは...

「ホコリを吸い寄せないためには、静電気がたまらないようにすればよいのです。」


このために、表面を親水性にする添加剤が使われます。これで空気中の
水分を吸い、その水分を通して静電気を分散させて表面の電気抵抗を
下げ、静電気がたまらないようにしています。


最近のプラスチック家庭用品には、ほとんどこの種の添加剤が使われて
いるそうです。しかし、添加剤が親水性であるため、水洗いによって少しずつ
脱落し、静電気防止能力が低下します。

古くなってホコリが付きやすくなった成形品は、衣服用に売られている
帯電防止スプレーを吹きつければ、再びホコリが付きにくくなるそうです。


お試しあれ♪

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