八十島プロシード 製品が研究者様、開発者様にご利用いただける理由をご紹介します。

八十島塾:HOMEへ

HOME >  プラスチックができあがるまで  >  上級編  > Q:粉末技術とはどのようなものでしょうか?

授業の詳細

  • RSSについてページへ
  • RSS

プラスチックができあがるまで :上級編

2008/03/05
Q:粉末技術とはどのようなものでしょうか?

A:では粉末技術について見てみましょう。

☆粉末技術=粉末状の樹脂を使用する成形技術、塗装技術
 ※フェノール樹脂、メラミン樹脂等の粉末状の材料を圧縮成形、
  押出成形のような場合は、含まれません。

○樹脂の粉末技術の種類
 ○粉末成形 ---金型静止方式
               ・エンゲルプロセス
               ・ハヤシプロセス
         
         ---金型回転方式
                ・1軸回転方式(ハイスラー法)
       ・2軸回転方式
       
 ○粉末塗装 ---侵漬方式
               ・流動侵漬法
              
---吹き付け法
               ・溶射法
               ・静電塗装法
 
 ・・一般的な樹脂の成形加工方法とは違い、
  樹脂の粉末自体の流動性を利用しています。
 
  ※一般的成形加工 →溶融状態での流動が基本。

○粉末技術の工程
 
 樹脂粉末の流動・浮遊・分散性の利用 ※電気特性利用の場合もあり。
 
  ◇予熱された金型または、被塗装物表面に樹脂粉末を
   くまなく供給・接触させる。
  ◇樹脂粉末は、熱で融点以上に熱せられると、隣り合う粉末が、
   焼結と呼ばれる融着を始める。
  ◇溶融が進むと、粒子間の境界がなくなり、全体が均質膜となる。
  ◇冷却を行う。
   ○金型から離型させる場合 ・・樹脂成形品の製造
   ○金型から離型させない場合 ・・塗装工程

○他の一般的成形方法との違い
  □工程中に圧力、せん断力を必要としない。
   →金型が安価(薄モノでOK)
  □成形サイクルは長い。

○粉末成形について 
 エンゲルプロセス ・・・粉末成形の原型といわれる方法。
 回転成形 ・・・現在、最も一般的に用いられている方法。

○粉末塗装について
溶射・・・燃料ガスを使用して火炎を吹き付け、その中に樹脂粉末を送って融着させる方法。
静電塗装・・・粉末をガンの口で負に荷電し、アースされた被射体面に静電気で吸い付ける方法。
        後加熱が必要。

流動侵漬・・・樹脂粉末をタンクに入れ、流動状態にしたタンク内に、加熱した物体を入れ、
        表面に融着させる方法。

次回は、強化樹脂の成形方法について見てみましょう。

サイト内検検索

ページの先頭へ戻ります

環境への取り組みから、プラスチックの基礎知識まで、さまざまな八十島プロシードをご覧ください