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プラスチックができあがるまで :初級編

2008/03/05
Q.さらなる美を求めて

A.~表面装飾の話~

プラスチックのカラバリエーションは、とても豊富ですよね!
では、いったいどのような方法で着色を行なっているのでしょうか。

《プラスチックは着色料を添加することにより、ほぼ自由に着色を行なうことができます》

しかし、金属光沢を得ることはできないのです。たとえ金属粉を混ぜても、金属のような
外観は得られません。これは、金属粉からの反射光が一定方向を向いていないからです。

《では、どのようにしたら金属のような光沢を与えることができるのでしょうか?》

それは...

メッキをすればいいのです!

「メッキ面は滑らかなので、光の反射方向が一定になり、金属光沢が得られる」
というわけです。プラスチックメッキ部品は、皆さんがよく目にするとこで、
台所用品の取っ手などに使われています。プラスチックとは気付かずに、
金属だと思って使っていることって多くないですか?

また...

《真空蒸着という方法でも、金属のような外観を得ることができます。》

これは、真空中で、成形品の表面を薄い金属の皮膜で覆う方法です。膜の性能は
メッキより劣りますが、安価なため、化粧品容器や包装用フィルムなどによく使われています。

このほか、塗装も、着色料方式ではできない優れた外観が得られるため
自動車部品や家電製品で広く使われています。

たとえば自動車のバンパーを考えてみましょう。
最近はボディーカラーが増えてきました。そこで、鉄板の部分と同じ色調や
光沢にする必要があり、また何色かそろえる必要があります。このような場合は
塗装の方が有利になります。

印刷も広く使われます。典型例はパソコンなどのキーボード。この他、OA機器や
家庭用品の操作ボタン類にも、多く使われています。

このようにプラスチック成形品は、成形した後、装飾加工をすることによって
外観を向上させることができ、高級感を持たせたり、使いやすくしたりすることが
可能になるのです!

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