プラスチックができあがるまで :初級編
2008/01/30
Q.発泡スチロールも樹脂ってご存知でした?
A.発泡スチロールのつくり方
発泡スチロールには、3つの種類があります。
①魚を入れたり電気製品などを保護するために使う発泡(ポリスチレン(EPS)
②食品容器やトレーのポリスチレンペーパー(PSP)
③建設資材として使うXPS
発泡スチロールは、発泡合成樹脂の最も代表される素材です。
ポリスチレンというプラスチック原料を膨らませたもので、国内で
扱われる合成樹脂のベスト3に挙げられることは間違いありません。
製品の体積で考えるのならば、一番多く扱われている合成樹脂です。
発泡スチロールは、ポリスチレンのビーズ状(球状)の状態から
熱により発泡させ、ビーズ同士が溶着し、固まった型内成形品です。
発泡スチロールの長所はというと...
●原料が最も安価である
●成形性が非常に良い
●成形時間が短くて済む(生産性が良い)
●断熱性が良い
●強度がある
●高発泡ができる(原料比率が下がる)
短所としては...
●耐熱温度が低い
●割れやすい
●欠けやすい
●燃焼時に臭い匂いが出る(有毒性ではありません)
低発泡の状態において、発泡スチロールの寸法安定性の優位性、
高発泡においての経済性(低コスト)は、特筆するレベルにあります !
1リットル当りの単価は、軟質ウレタン(エーテル)と並ぶほどの
経済性があるそうですよ。
◆発泡ポリスチレンのつくり方◆

《ビーズをつくる》
原料(ポリスチレン)にガスをとじこめ
直径(ちょっけい)1ミリぐらいのつぶ(ビーズ)をつくる

《予備発泡する》
熱を加えて、10倍ぐらいまでふくらませる

《発泡ポリスチレン(EPS)を作る》
金型に入れ、蒸気で熱すると、ビーズが
元の大きさの50倍ぐらいに膨らむ

《乾燥する》
98%が空気だから軽い










