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プラスチックとは :上級編

2008/01/23
Q:イオン交換樹脂とはどんな材料でしょうか?

A:溶液中にあるイオンを別の種類のイオンに取り替え交換する機能を持つ樹脂です。

イオン交換能を持つ合成高分子の中で、粒状のものを一般的にイオン交換樹脂
と呼ばれています。
現在は、スチレン系イオン交換樹脂が主流となっています。

 ※1944年、D'Alelioにより開発されたゲル型樹脂
 ※特長として、①物理的化学安定性が高い ②イオン交換容量が大きい

○特長 
 ・小さな粒状をした樹脂(直径約0.5mm程度)
 ・構造は、ジャングルジムのようなもので、棒の先に多くのイオン交換基がある。

○イオン交換基の性質
 ・常時何かのイオンをつかもうとしている。
 ・全てのイオンをつかむわけではない。
 ・あるイオンをつかんでいる状態で、より好ましいイオンが表れると
  つかみかえる。

○イオン交換法
 イオン交換樹脂の特長を利用し、目的のイオンを取り除く用途に
 使用されています。

○○使用される主な業界・用途
 ○□業界・・・化学工業、電力業界、医薬品製造、電気・電子
 ○□用途
  ・硬水の軟化
  ・脱塩での純水の製造
  ・超純水製造(半導体製造向け 等)
  ・ボイラー用水の製造
  ・電力用水の製造
  ・医薬品の精製(抗生物質、核酸、ホルモン等の分離精製)
  ・無菌純水の製造
  ・工業用触媒
  ・糖液精製(ブドウ糖、しょ糖等の脱色)
  ・各種アミノ酸の分離、脱臭
  ・果汁の脱酸
  ・有害重金属排水の処理
  ・核分裂生成物の分離精製
  ・放射能廃液の処理    等 

イオン交換樹脂は、様々な分野で、その特長を生かした用途で使用され、
非常に重要な役割をはたしています。

次回は、高吸水性高分子について見てみましょう。

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