
A.プラスチックの安全性
プラスチックは廃棄されたあと、いつまでも分解されないことからもわかるように
本来は安定した化合物です。このため、人体にはほとんど影響を与えません。
それにも関わらず、健康や安全に関してプラスチックが問題にされているのは
以下の3つのケースが考えられるからなんです !
①化学反応が不十分で、原料や中間物質が残っている場合
②有害な添加物が使用されている場合
③長期間使ったために分解し、有害物質を発生する場合
①は、かつて熱硬化性プラスチックで、ホルマリンの溶出が問題になったことが
あり、厳しい規制が設けられています。
②について、食品包装や食器に使われるプラスチックには、使ってよい添加物が
決められています。
③は、今まであまり問題になったことはありませんが、理屈から言えば、①と同じ
可能性があるということになります。
このように厳しく規制されており、プラスチック製品で健康を害するような事故は
ほとんど起きていません。
しかし、落とし穴があるのです !
これらの規制は、口に入れたり、食品に触れることが想定される用途だけを
対象にしているからです。土木資材や工業部品などの用途では、このような
配慮は残念ながら、行なわれていません。それぞれの用途に最適な材料が
選ばれるためです。
したがっって、他の用途のために作られたプラスチック製品を食品に触れさせたり
人体に接触する用途に転用する場合は、事前に慎重な検討が求められます。
★八十島プロシードのプラスチック加工品も、食品の製造工程に使われています★
材質 : スミプロイCK4600
(PEEKカーボンファイバー入り)
用途 : 食品を搬送する際のスクレーパー
採用ポイント : 耐熱性、耐摩耗性