
A.グリーンプラ(生分解性プラスチックの愛称です)
生分解性プラスチックについては以前お話しましたが、今回は"環境問題"という視点で
生分解性プラスチックを勉強することにしましょう。
環境問題対策として、「グリーンプラ」の使用が推奨されています。これは、プラスチックの
分子構造を工夫し、土の中などの細菌によって分解されるようにしたものです。30年前に
イギリスで量産技術が発表され、今から20年前に日本に上陸しました。原料は植物と石油
です。使用中は、従来のプラスチックと同等であり、使用後廃棄されたグリーンプラは土中
水中に生息するバクテリアによって、水と炭酸ガスに分解されて消滅します。
▼特徴
①水と炭酸ガスは植物の生育に寄与する資源循環型原料である。
②堆肥化が可能である。
③燃やしても有毒ガスを発生せず、燃焼温度が低いので焼却炉を痛めない。
④環境ホルモンと無縁である。
⑤燃焼時CO2の発生量は紙や木と同じであるので、地球温暖化対策に有効である。
⑥植物由来グリーンプラは農業振興になり、計画生産が出来る。
グリーンプラは自然環境に負担を掛けないプラスチックとして、又、石油枯渇後の次世代
プラスチックとして今、世界中で注目を集めています。2005年に開催された「愛・地球博」
では、食器やトレー・生ゴミ袋に試用され、グリーンプラの廃棄後の循環テストやPRが
行わました。
グリーンプラは、誕生してまだ日が浅く、機能・性能や価格面で、これからの研究・開発に
期待するところも多いのですが、使用の一過性の分野では販売量は増加し続けています。
しかし、グリーンプラも良い点ばかりとは限らないのです。次回はその点についてお話しましょう♪
