
Q.プラスチックが貢献できることとは?
A.プラスチックで省エネルギー
前回の豆知識で、6大地球環境問題をご紹介しました。その⑥番目の地球温暖化問題が
もっとも深刻で、対策が難しいとされています。主な原因物質は炭酸ガス(二酸化炭素)です。
皆さんもご存知の通り、炭酸ガスはものが燃えるとほとんどの場合に発生します。このため
温暖化対策としては、省エネルギーが有効なのですが、これがなかなか難しいのです。
そのような中で、プラスチックはどのような貢献をしているのでしょうか?
例えば、牛乳ビンは中身と同じくらい重さがあります。一方、ポリエチレンを貼った紙でできている
牛乳パックの重さは、ガラスビンの重さの1/10以下です。すると、輸送物の重さが大幅に軽減
できます。船や自動車のエネルギー転換はまだまだ難しいので、輸送量の削減は温暖化ガス
削減の有力な方法です。
また包装材料は、輸送中の腐敗、破損などを減らす機能があります。食料不足に悩む
発展途上国では、食品の輸送ロスが50%近くに上る地域があります。こうした地域に最新の
包装技術が適用されれば、輸送量自体も減らせて、輸送エネルギー削減が可能になるのです。
廃棄されたプラスチックを、エネルギーとして再利用することも重要です。廃棄プラスチックは高い
燃焼エネルギーを持っています。これを有効に使おうという考えですね。エネルギー利用をする
ごみ焼却炉が増えており、都市ゴミによる発電や熱としての利用が増えています。
これについて詳しくは、次回の "豆知識" でお教えしましょう♪
